代表:中川圭子 / Representative Keiko Nakagawa
NPO法人 Heart of Peace ひろしま / NPO Heart of Peace Hiroshima
爆心地から1.2kmにあった家に嫁ぎ、私自身も被爆2世です。2000年から、広島にいる事の意味を自問自答するようになりました。それから10年間、広島での平和関連の様々なイベントに関わりましたが、自分の中で憤りを抱えたままでした。東日本大震災のチャリティーコンサートで音楽と祈りに衝撃を受け、広島を創る太田川の上流から音楽の調べを広島、そして世界に発信する事の大切さを感じ、NPOの設立。そして音楽を通した活動をして参りました。私達には大きなビジョンがあります。広島に未来の子どもたちの為の「平和の森、生命の森、アートの森」を創りたいと。世界中の人たちが自分自身のミッションに気づける場所。自分の中の心の平和の大切さを感じてもらえる場所。自然の中で音楽やアートを通じて真の自分を知り、同じ志の人たちが集える場所です。私達にとって、その夢のひとつが「平和と美術と音楽と」なのです。共に創り上げてくださる大切な仲間達、そして世界中の仲間達との出会いが大きな宝物です。世界の人たちと手を繋ぎ、アートを通じて平和を感じて頂けるイベントができます事を心より感謝しています。あなた自身の心に平和を感じられますように
加藤宇章 / Kato Takafumi
アトリエぱお代表 / Representative ATELIER-PAO
私は宮崎生まれですが、物心ついた頃には長崎で暮らしていました。街で出会う火傷跡のある人々を見て、不思議だなぁと思っていました。それが被爆者のケロイドだと知ったのは小学生になって平和教育を受けてからです。友達のご両親や学校の担任の先生方はたいていが被爆者で、長崎原爆の日8月6日にはその先生方の体験談を聞かせてもらい戦慄を覚えました。そのことは私の平和構築への想いの原点です。誕生日が終戦記念日8月15日であったためか、戦争の悲惨には強く関心を持ち続けていました。
その後、暮らす街が変わり、自 将来や部活動や恋愛に関心が移ったこともあり、少年時代はいつの間にか平和のことを考えなくなっていました。が、東京で大学に通いながら、ほとんどの人がナガサキやヒロシマのことを知らない事に衝撃を受け、このままでいけないと原爆の実相を伝えるビデオ上映会などを開催しました。
その後広島に造形教室を開校して26年。広島でさえ薄れつつある戦争の記憶や平和への想い、平和構築の取組に少しでも力になればと、美術を通した平和希求のの運動を模索して「キッズ・ゲルニカ」や「平和と 美術と 音楽と …」に取り組んでいます。
「怖い」平和教育も忘れてはいけませんが、次世代につながる国際交流を含めた楽しくもある平和の活動を続けていきたいと願っています。
JAPAN
Co-sponsor
Additional funding
Energia Sports and Culture (NPO)
New Zealand
France